只今離婚協議書なるものを作成しているniumです。本日は私なりに学んだ離婚協議書について書きたいと思います。
離婚協議書って?
そもそも離婚に合意しています!ということから様々な諸条件を定めた夫婦間の最後の契約書みたいなものです。
成果物として私が目指しているものは公正証書にしてもらうことなので、正式には
離婚給付等契約公正証書
というものです。
親権者と監護権者
子どもが未成年であれば誰が面倒を見ていくか?ということですね。一般的には母親が多いように思えます。
監護権者とは、子の監護養育をする者で、親権と分離して別に監護者を定めない限り、親権者が当然監護養育すべきことになります。
私たち夫婦の場合はあっさり私niumとなることが決まりました。(現実的に考えるとこれしか選択肢はありません)
子供の養育費
子供を養育するためのお金の負担についての決めたものですね。
子供を育てるためには、単に教育費だけでなく、食費、消耗品、娯楽などなど必要です。
大体毎月〇万円を親権者が相手からもらうのが多いイメージ。
私は毎月定額でもらうのは住宅ローン分+ちょっとαなので、「養育費」という名目でもらう予定はありません。
ただし、
- 子供の進学、進級で必要となるお金
- 塾代供との面会交流
等は別途頂けるような内容にしました。
例えば私立の学校へ進級したら初年度納付金で100万円越えですからね💦
子供との面会交流
子供と暮らしていない親がどれだけ、どのように子供と会えたり、交流ができるのかを定めたものですね。
- 月に〇回程度?
- 宿泊を伴う面会はあり?
- 学校行事の参加は?
- 面会場所は?
- 費用負担は?
- プレゼントを渡すのはあり?
- 相手の親、家族、親族と会うのはあり?
等、細かくしようと思えばいくらでも細かく設定できそうです。
私の場合は、自由に向こうが会えるようにしています。運動会等の学校行事も参加してほしいし、プレゼントも子供はそりゃ喜ぶし、娘が会いたいときはいつでも会えるようにしたいと考えています。
これは文書では定めていませんが、面会場所が我が家になることも想定しています。
私たちは旅行にもきっと行きます。それについても定めていないです。
離婚慰謝料
字のまんまですね。離婚原因の非があった方が支払う慰謝料です。
私たちの間には慰謝料は発生しませんので、その旨を記載しました。
離婚による財産分与
結婚後に得た資産、財産をどのように二人で分けるかを定めたものです。
今回私たちが一番?揉めたのがコレです💦💦💦代表的なものでいうと、
- 預貯金
- 有価証券(株、投資信託等)
- 返戻金のある保険(生命保険、学資保険等)
- 住宅
- 車
などなどですね。細かい人はテレビ、冷蔵庫、家具...ひとつひとつを分けるそうです。
私たちの場合は大きいどころのみを分ける形にしました。(※住宅以外)
住宅に関しては共同名義を継続することにしましたので、ここら辺が結構複雑です。。
住所変更等の通知義務
離婚したとはいえ、相手とは連絡を取り合っていきますから勝手に連絡を絶たれたりしたら困りますよね!?なので、
「住まいや電話番号、勤務先など変更をしたら相手にちゃんと教えます」という約束事項です。
清算条項
「この協議書に書かれていること以外は今後請求しません!」という条項という理解です。
なので、将来にわたって金銭的に貰う必要があるのであればちゃんと協議書内に定めないとですね。
制執行認諾
協議書に定められた約束を守られなかった場合、直ちに強制執行を行ってよいという定めです。
例えばniumへの毎月のお金が支払われない場合、nium(元)夫の給与の差し押さえをすることができます。実際私は支払われないことはないと信じていますが、結局のところ離婚したらどうなるかなんてわからないですよね!?
給与の差し押さえなんて会社にもバレるかもですし、少なくとも約束の不履行の抑止力にはなると思います。抑止できない場合でも差し押さえができるので、少しは安心です。
その他
他にも人によっては条項を追加すると思います。
- 年金の分割
- 相手の名誉棄損となることはしない、言わない
- 離婚原因(記録に残したい人向け?)
などなど。。書いちゃいけないことなんてないんです。二人が合意すれば何書いたって良いわけで、そうとなったらとことんオリジナルを追求したくなる気持ちにも少しなってしまいました(笑)
以上、niumなりに今回学んだ離婚協議書についてでした。
そして今、毎日離婚協議書を眺めていますが(笑)、離婚協議書って最後の共同作業だなぁと感じます。
まずもって相手の協力がないと作れないです。作るって決まっても、内容を詰めていくときに何度も何度も話し合いが必要です。
幸いながら私たちはお互い離婚協議書を作ることに賛成派で、話し合いも荒れることなく進めることができています。でもきっと世の離婚する夫婦はみんながこうとはいかないですよね!?そう考えるとnium夫には感謝したいと思いました。